せつない話、その2・・・沖縄の処方箋
沖縄の、一部の方はやはり内地(県外)の方が嫌いだというせつない部分に、前回は触れました。
確かに、沖縄と言うある種独特の風情の残っている県はどこにもない。
だからこそ、内地の人々は思い憧れ、日々擦り切れた心を癒しに来ます。
かく言う私もその一人。
自閉症の子供にはイルカの鳴き声や、触れ合いをさせるといいとか言う情報がある。
思い悩んでいた私は、わらをもすがる思いで、沖縄に息子を連れてきたものだ。
そのせいかは解らないが、沖縄に行った1週間後から息子の気持ちに変化があった。
急に言葉が出たり、文字を書き始めたり。
だから私は、感謝の気持ちを込めてこの沖縄のために尽くしていきたいと思っている。
それに、宮城で目のほとんど見えない友達が言った。
『今まで、親に旅行に連れて行ってもらったが、何も見えないからぜんぜん面白くなかった。
だけど、結婚して初めて旅行した沖縄での【エコツアー】体験が自分を変えた。
自然に直に触れたり、カヌーを体験したり、生まれて初めて旅行が面白いと思った。』
だから、こんな沖縄に誰もが憧れるのですね。
by northtravel | 2006-05-11 16:39 | 沖縄移住の話