せつない話し~VOL・2~
昨日は、怒涛のごとく色々なことがありまくり、寝れなかった。。。
・・・と思ったら、今朝はなかなか起きられずって、
寝てるじゃん!
だって、【やんばる親の会】の会長だけでもせいいっぱいだのに、
学校のPTA副会長になれえだの、添乗(70名を1人で・・・)行けだのって、、、。
それに加えて、昨夜は私が旅行説明会に行っている間に、
非常に切ないことが、我が家では起きていた。
セイウチがいつも楽しみに待っている【移動パン屋さん】がある。
毎週木曜日の18:30頃にいつもアンパンマンのテーマ曲にのって来ている。
この曲が流れると、セイウチは
セイ:『あっ!パン屋さん、キタア!』と言いつつ、
玄関を飛び出して行くといったシステムになっている。
ところが、
昨夜は来なかった。
セイウチは、お金をずっと握り締めて待っていた。
セイウチ:『パン屋さん、来る!パン屋さん、来る!』言い続けていたのだ。
ずっと、ずっと、パン屋さんが来る事を願っていた。
だけれど、来なかった。
それぞれに、色んな【事情】があるであろう。
体調不良や、家族に何かがあったとか、パンが売り切れたとか、もろもろ。
でも、セイウチはパン屋さんが来る事だけを信じて、ずっと待っていた。
これをおばあに聞いて、セイウチの気持ちを思うと、非常にせつなかった。
セイウチは、『パン屋さんは、絶対に僕にところにきてくれる!』と信じていたが、
おじいやおばあに、『風邪ひいて、来なかったかな?』という言葉を聞き、
『なぜ?どうしてこなかったんだろう?』このことだけを思っていたに違いない。
それを思うと、どうして自分はその場所にいられなかったのだろうかと後悔した。
これでも、親なんだろうか。
自分も、責任のあるポジションや仕事でいっぱいいっぱいだったかもしれない。
自分の事でだけ悩んでいた自分が本当にくやしくてならなかったし、
そんな自分が許せなかった。
もっと、心のアンテナを自分の事意外にもキチンと向けていかないといけない。
そう感じた。
今朝、パン屋さんの事務所に電話して話しを聞いてもらった。
いっく:『いつも、来ていただいて非常に感謝しています。
こういう、障害という【個性】のある子供達はパン屋さんが来るのを、
とっても楽しみにして、待っているんです。
これからも、宜しくお願い致します。』
地域と、子供達の今後をもっと真剣に考えていかないといけないな。
改めて、そう思った。
by northtravel | 2007-05-11 11:03 | 障害児・福祉の話